クルマの神様はきっといる、きっといるのだ@車悦

最終更新日: 公開日:2015-03-11 | Posted in 車悦 by

(こちらの記事は、試乗レポートしたマセラティ430に乗り替える前のお話です)

唐突ですが、近々車を入れ替えることになりそうです。1990年式のシトロエンBXを放出しての乗り換えになるでしょう。正直、あまり乗り気でもないのです。嫌なわけではないけれど、特別故障するわけでもない。不満があるわけでもない。むしろキャブレターのコンディションはこれからの秋、一番具合がいいのです、またなにか、遠くの町まで出かけてみたいなあ。そんな気持ちにさえなるのです。正直惜しい。手放すのが実に惜しい一台なのであります。

クルマの神様はきっといる

しかし、次のクルマといえば、控えめに見て「壊れないことはない」と断言出来るようなクルマ。車種で言えば、およそ安寧を期待するほうが愚かであるというような悪名高いクルマであります。そしてクルマというのは不思議なもので、機械的に不安があっても「だから魅力などないんだ」ということはなくむしろ他の何物にも代え難い魅力を持っているクルマというのがあるのです。そんなクルマながら、前オーナーの献身的寵愛を受け、私が購入する価格の数倍ものお金を整備とリフレッシュが施されている現存するクルマでも推定ながら「最高のコンディションの一台」なのです。

そんなクルマが「ナカゴミが乗るならば」と破格の条件で譲ってくださるという話で、決断を迫られ、「購入できる条件が整った」ので購入を決断した次第です。

思えば、現在乗っているシトロエンBXも「どれにしようか」と散々足を棒にして探し回ったクルマではありませんでした。ハイドロニューマチックサスペンションのシトロエン、憧れではありましたが、現存する物はやや高めの相場で、乗りっぱなしにされたものも多く、購入後も手が掛かることが多い車種です。ですので、現実的にはBXは無理だろうと思っておりましたが、たまたま機関の整備が完璧ながら、外側が「やれている」ため商品として流通させることが難しいということで私のもとに格安で舞い込んできたクルマでした。あの時、クルマのコンディションもさる事ながら、金額的に、この世にあるクルマで、他に選択肢がなかったのです。

ただ、同じクルマに乗る仲間に、苦労をしている人は少なくないのです。マニアも多いクルマで、出物があればすぐに買い手の付くようなクルマ。かなり探し回って買っている人も多いのですが、それでも苦労話も耐えません。その点、今のBXとの出会い、奇跡を感じないではいられないほどなのです。

クルマの神様はきっといる

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この記事の筆者:中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し...