特別なスポーツモデルBMW Mシリーズ。人気モデルと買取相場の関係は?

最終更新日: 公開日:2017-03-17 | Posted in 買取査定 by

BMW Mシリーズは、モータスポーツで戦い抜くための性能を市販車にフィードバックすることで、刺激的かつ高性能な車両ばかりがラインナップしております。現在でこそ、レーシングカーの様なモデルはラインナップされていませんが、初代M3などほぼレーシングカーそのもので発売されていたことからも、その性能は疑う余地はないでしょう。近年では、走行性能だけでなくスタイリッシュな外観も非常に魅力的で、究極走りを極めたBMWをおもとめの皆様にぴったりの1台ではないでしょうか。

BMWM3

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BMW Mシリーズで人気中古車の買取相場

■BMW M2 (F87)
M2はBMW Mを冠するモデル史上もっともコンパクトなモデルです。初代M3(E30)とBMW2002をオマージュし、コンパクトながらも抜群の運動性能と刺激的な乗り味を実現しています。搭載される、3L 直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンは370PSを発生、大径19インチMアロイ・ホイールなどが組み合わされ、同セグメントNo1の圧倒的なパフォーマンスとダイナミックなスタイリングが非常に魅力のある1台です。買取相場:約600万円〜約800万円です。

■BMW M3(E30、E36、E46、E92、F80)
・E30
初代M3:TypeE30はで歴代のMシリーズの礎を作ったモデルといっても過言ではありません。初代MシリーズM1よりパワーユニットの一部(6気筒→4気筒)を受け継ぎ、当時のDTMで勝つために生産された車です。レーシングパターンのミッションや張り出したフェンダー、リアウイングなどが装備され走るためのディティールが凝縮された1台となっております。生産からすでに約30年ほど経過いますが、依然として人気は高く状態の良いモデルは高額査定が期待できます。限定グレードのEvolution、Evolution2特にSport evolution(限定600台)は非常に高額で取引されています。買取相場:約200万円〜約800万円です。

・E36
2代目TypeE36は初代とは一転、通常の3シリーズとほぼ同様の外観を持つM3史上もっともおとなしいスタイリングであると言えるでしょう。しかしながら、まさに羊の皮を被った狼にふさわしい性能の持ち主で、エンジンの吹け上がりが非常に軽いのが印象的です。最後のスロットルワイヤーの採用 (E46以降は電子スロットル)による、ダイレクト感の残る最後のM3といっても過言ではないでしょう。買取相場:約30万円〜約250万円です。

・E46
3代目TypeE46は先代TypeE36の正常進化型でエンジン性能の向上や、問題の多かったセミオートマチックミッションが改良され、6速セミATである”SMGⅡ”が搭載され飛躍的に性能が向上しました。また、特別モデルであるCSL(Coupe Sports Lightweight)は、その名の通り軽量化されノーマルモデル比較−110kg、専用にチューニングされたエンジンを搭載し360PSを発生、オンザレールのコーナリングマシンでした。現在でもCSLは新車時並みの価格を保っているといっても過言ではありません。買取相場:約100万円〜約300万円(~約1000万円CSL)です。

・E92
歴代M3シリーズの中で唯一、全車種でV8エンジンが標準採用されたTypeE92ですが、賛否両論あった中V8エンジンを採用したのは、さらなるパワーアップに応えるためにBMWが導き出した結論であったことに間違いないでしょう。先代ベースモデル比+約80PSを実現したエンジンは420PSを発生、大柄になったボディと相まって、安定してかつ誰もが乗って楽しめるモデルとして人気の高いモデルでした。150台限定モデルとして登場したGTSは徹底的な軽量化(通常モデル比-140kg)とMデュアルクラッチと称される2ペダルMTで、先代M3CSLを越えるために製作されました。買取相場:約150万円〜約700万円 (〜約1500万円GTS)です。

・F80
現行モデルTypeF80ではセダンのみのラインナップとなり、M3クーぺ(カブリオレ)モデルはM4へと受け継がれることとなりました。セダンとはいえどその名はM3、名前にふさわしい超速のセダンとしての確固たる地位を確立しております。各社がセダンを製作する際はBMW 3シリーズとしていることからも、ベースモデルにM POWERチューニングが施された一台で、その性能は疑う余地など全くございません。買取相場:約600万円〜約1200万円です。現行モデルゆえに相場の変動は早いので、ご売却を検討される際は早めのお手放しが高価査定のコツです。

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■BMW M4(F82)
M3よりクーペモデルとして派生したM4、なだらかなボディラインはやはりクーペの特権です。パワーユニットはダウンサイジングターボのパッケージへと変更されましたが、自然吸気エンジンのような官能的な吹けあがりとパワーを両立した、3L 直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載、最高出力431PSを実現しています。限定モデルには、M4 MパフォーマンスED、M4 インディビデュアルED、M4 GTS(30台限定)、M4 DTMチャンピオンED(25台限定)があり、特にGTS、DTMチャンピオンエディションは高い値段で取引されています。買取相場:約500万円〜約950万円(〜約2000万円:DTMエディション、GTS)です。

■BMW M5(E34、E39、E60、F10)
・E34(初代、2代目M535iを除く)
世界最速のリムジンである3代目M5、搭載されるエンジンは6気筒エンジンとしてほぼ限界の排気量である3.8リッター直列6気筒エンジンを搭載、約340PSを発生しました。当時スポーツカーでしか超えることのできない時速250kmをセダンながらも突破し、世界最速のスーパーリムジンとしてその名を世界に知らしめたモデルです。また、この時代ならではのオールハンドメイドで作り上げられたエンジンは一瞬でレッドゾーンに到達、非常に官能的なエンジンであると称されています。売却時は車両の状態によって大きく左右されますので、綺麗な状態を保っておきたいですね。買取相場:約50万円〜約300万円です。

・E39
TypeE39では先代まで搭載されていた直列6気筒エンジンではなく、初めてV8エンジンが採用されました。排気量は5.0Lまで拡大されなんと400PSを軽々と発生しました。しかしながら、大型化され空気抵抗が減ったボディを武器に驚くほど安定していました。紳士協定通り時速250kmでリミッターがかかっていましたが、リミッター解除で時速300km近いスピードを出すことが可能で、まさに“羊を被った狼 “そのものでした。買取相場:約100万円〜約300万円です。

・E60
TypeE60は史上最高のM5といっても過言ではないでしょう。その理由はただ1つ。搭載されるエンジンがV10エンジンであるということから、多くを語る必要はありませんね。その5LV型10気筒エンジンは507PSを発生、世界のスーパーカーに匹敵するエンジンを持っていながらも、4ドアセダンにまとまったスタイリングはとても魅力的です。しかし、見る人が見れば4本出しのマフラーと膨らんだフェンダーで一目で凄みがわかるでしょう。この控えめながらも強烈な性能を両立したスタイリングこそ、M5の魅力に違いありませんね。買取相場:約150万円〜約300万円です。

・F10
環境問題への対応から、TypeF10でもダウンサイジング化が計られ、V型8気筒のツインターボエンジンへと変更されました。結果として、エンジンパワーは560PSまでパワーアップ、しかしながら30%の燃費向上でフルタンク(70L)にした際の航続距離はなんと約200kmも向上しました。環境問題に対応するだけでなく、確かな性能向上を実現するメーカーの技術力はさすがBMWですね。買取相場:約400万円〜約800万円です。

■BMW M6
・E63
Mシリーズの最高峰に君臨するM6、M5がスーパーセダンであるとすると、M6はスーパーラグジュアリークーペと表現すればよいでしょうか。加えて、M6の魅力は数少ないカブリオレのモデルもラインナップされているということです。M5同様507PS発生するエンジンにカブリオレって最高に素敵な選択肢ではないでしょうか?ラグジュアリークーペの代表的な1台です。買取相場:約150万円〜約450万円です。

・F12,F13,F06
現行モデルのM6は3タイプのボディに分けられます。F12はカブリオレ、F13は2ドアクーペ、F06はグランクーペ(4Dr)としてそれぞれのユーザーに向けてラグジュアリーなモデルとして登場しました。中でも、グランクーペモデルは2ドア比で+115mm拡大され、全てのシートで快適な空間を実現しています。今後もBMWのラグジュアリーモデルとしてさらなるファンを獲得していくでしょう。買取相場:約400万円〜約1100万円です。

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■BMW Mクーペ、Mロードスター
・Z3
Mクーペ、MロードスターはZ3のプラットフォームをベースに、Mテクニック社によりチューニングされたM3の3.2L直列6気筒エンジンを搭載、軽量なボディと相まって刺激的な乗り味の1台でした。また、クーペボディはワゴンのようなスタイリングになっていることからも、強烈なスタイリングで賛否は別れましたが、独特な雰囲気は非常に魅力のある1台でした。買取相場:約 150万円〜約400万円です。

・Z4
2代目となるMクーペ、ロードスターはごくごく落ち着いたスタイリングへと変化しましたが、
搭載されるS54型3.2L直列6気筒エンジンは、かの有名なM3 CSLに搭載されるエンジンであり、その性能は折り紙付きです。おそらくではありますが、軽量なロードスター+ハイパワーエンジンの組み合わせのお車は今後なかなか登場しないと思います。希少なモデルであるがゆえに、思う存分楽しみたい1台ですね。買取相場:約150万円〜約300万円です。

■BMW X5M
・E70
オンロード性能をより際立たせた4輪駆動、新しいカテゴリーでSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)である2代目BMW「X5」に、BMW M社がチューニングを加えたハイパフォーマンスモデルがBMW「X5 M」です。4.4L V型8気筒DOHCツインターボエンジン搭載で、最高出力は555馬力を発揮し、6速MスポーツATが組み合わされ、スポーツ性能とSUVの利便性を組み合わせた車両です。買取相場:約300万円〜約600万円です。

・F85
2代目X5Mには4.4ℓV8直噴ツイン・ターボエンジンが搭載され575PSを発生します。そのパワーは現行M5さえ上回り、同時にレンジローバー・スポーツSVRやポルシェ・カイエン・ターボよりもパワフルなのです。また、BMWには少ないSUVらしいスタイリングは非常に魅力的な1台ですね。買取相場:約750万円〜約1200万円

■BMW X6M
・E71
X5はSUVをスポーティにしたモデルですが、X6はX5ベースにSUV+クーペをクロスオーバーさせた、滑らかなスタイリングが特徴です。公式には、Sports Activity Coupe(スポーツ・アクティビティ・クーペ)」という造語を用いることで、BMWが発案した、まったく新しいカテゴリーの自動車として登場しました。SUVクーペのスタイルングの先駆けとなった車ですね。買取相場:約300万円〜約600万円です。

・F86
2世代目のX6 Mは、パフォーマンスSUVクラスの新たなるベンチマークを書き換えることを目標に製作されました。同クラスのカイエンターボやML63比で約50PS差があることからも、その優位性は明らかですね。クーペのスタイリングゆえに多少の室内空間は犠牲になりますが、そのパフォーマンスに惹かれる方も多い1台ではないでしょうか。買取相場:約1100万円〜約1250万円です。

※金額は2017年6月現在

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BMW M3伝説

BMW好きの中でも、やはり”M”の名前が冠されるモデルは特別です。BMWのモータースポーツ部門であるBMW M(旧BMWモータースポーツ)より発売されるモータースポーツ直系のモデルであり、世界各国の人々を熱狂させ根強いファンが数多くいらっしゃいます。

特にM3というモデルは世にBMW Mを知らしめたモデルと言って間違い無いでしょう。初代E30型M3は1985年にドイツで発表され、初代のMモデルであるM1に搭載された3.5ℓ直列6気筒エンジンの4気筒を使って、それにレーシングパターンのゲトラグ製5速ミッション(ZF製ノーマルミッションの設定もあり)を組み合わせたパッケージは、レーシングカーそのものでした。レースに勝つために設計されたM3は、ホモロゲーションの取得のため市販車として販売されることになりましたが、DTM(ドイツツーリングカー選手権)でのライバルであるメルセデスベンツ190Eに対して強烈な対抗意識を持っていたことは想像に難くないでしょう。事実としてこの2台は1980年台〜1990年台後期まで激闘を繰り広げたのです。そんな初代M3はもはやクラシックカーの領域に入り、状態の良い個体が激減しています。美しい状態に保たれたE30を見かけると、未だに思わず目で追ってしまいますね。

初代M3の生産は1990年を目処に一度終了になりますが、1993年に2台目であるE36型M3が誕生します。初代に比べるとごくおとなしい外観で、ノーマルの3シリーズと見分けのつかないほどでした。しかしながら、搭載された直列6気筒エンジンの切れ味は抜群、歴代最後のアクセルワイヤー搭載のモデルで、そのダイレクト感は思わず声の出てしまうほど気持ちの良いモデルでした。後期モデルではSMG(セミAT)が初めて搭載されましたが、熟成不足でトラブルが頻発してしまうことも有名で、1998年を持って生産終了となりました。

続く3代目E46型M3は先代E36型と比較して出力、トルク共に向上したモデルです。先代で問題のあったSMGもSMGⅡとなり、信頼性が劇的に向上しました。E46M3の中で最も魅力的なモデルがCSLでしょう。カーボンを多様化しノーマルモデル比較で−110kg、さらにエンジンも専用にチューニングされたことからまさにオンザレールのコーナリングマシンでした。CSLトランクと呼ばれるダックテール形状のトランクも流行し、ノーマルのM3に装着している車両も多く見られました。そんなE46M3は2006年に生産終了となります。

4台目E92型M3は歴代唯一V型8気筒エンジンが搭載され(特別モデルを除く)、420PSの出力は、これまでのモデルにない魅力でした。パワフルなエンジンと大型化されたボディは賛否両論あったものの、8400回転よりレッドゾーンとなる超高回転型エンジン(S65B40)は名器として語り継がれています。後期モデルでは、燃費向上のためのアイドリングストップの装備、またそれに伴って6MTモデルが廃止され(7速セミAT)、M4クーぺに代変わりすることで2014年に生産終了となりました。

現在も(2014年以降)、M3セダンとしてラインナップしていますが、やはりE92までが純粋なM3でしょう。今後は環境問題もあり、ダウンサイジングターボエンジンがますます台頭する時代です。M3の礎を作った歴代の名車達、いずれも捨てがたい1台ですね。

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BMW Mシリーズの現行モデル

BMW Mモデルは以下の現行モデルを有します。M2クーペ、M3セダン、M4クーペ、M5セダン、M6クーペ、M6カブリオレ、M6グランクーペ、X6M、X5M。これらが、通常のモデルとは違った、更に走りを更に追求した、Mファミリーです。

その気になれば、そのままサーキットに持ち込んで、モータースポーツすることも可能ですし、かといって日常使用に我慢を強いることがないのもMモデルの特徴です。

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BMW Mシリーズの歴史とそれぞれの特徴

特に伝統的な歴史をもつものがM3です。初代E30モデルはDTM(ドイツツーリングカー選手権)でその成績とともに有名になり、人気を博しました。初代は直列4気筒エンジンでしたが、2代目からは直列6気筒エンジンとなり、途中V8エンジンを積むこともありましたが、現在はまた直列6気筒エンジンを積むクルマとなっています。

しかし、肥大化したM3モデルの反省なのか、はたまた新しいユーザーの獲得なのか、2002の回帰なのか、現在は一回り小さい2シリーズクーペをベースにした、M2も存在し、筆者的にはM2の方が初代M3や2代目のM3を彷彿させるのではないかと思います。

怒涛の加速やグランツーリスモ的な使い方を目的とするのであれば、M5以上のモデルをお薦めします。峠やサーキットなどで、大人のおもちゃ的に使いたいのであれば、M2モデルでしょう。M3やM4は、上記のどちらでもこなせる万能なアスリートモデルといったところでしょうか。

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買取相場で人気のBMW Mシリーズはどれ?

どのモデルが人気なのでしょうか。やはり昔からのレースなどの実績から、Mモデルは走りを極めているというイメージが強いので、M3やM4クーペが根強い人気だと思います。M3、M4には昨年、コンペティションパッケージとなる動力系統から足回りまで、更に走りを強化させるオプションが設定されたので、装着されているのであれば、更に人気となります。

上にも書きましたが、更にスパルタンな走りを好む人も多いので、M2クーペも外せません。M2クーペには昨年6段MTモデルも用意されたので、そちらの人気もあがることでしょう。他のモデルに関しても、通常のBMWモデルより人気があるのは間違いなく、M5のような大型セダンやX5MのようなSUVモデルでも、ガンガン走り込みたい人や人とは違ったBMWに乗りたい人は人気があるモデルでしょう。

個人的な考えですが、Mモデルの中で何か一台購入できるとするなら、やはり使い勝手などと夢のないことを考えたうえでM3セダンを選択いたします。2台体制でいいというならば、そこはM2クーペのMTモデルになるでしょうけど。

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この記事の筆者:CL編集部 PR企画

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