漆黒の内装がクール!ベルリンで見かけた希少なスポーツカー「Wiesmann(ヴィーズマン)」

公開日:Posted in ドイツ現地レポ by

ここでご紹介するのは、細部の作りやタイヤサイズなどから、MF30の発展型、MF3だと思われます。クルマのサイズは全く同じですが、フロントに積まれるエンジンはM3(E46)からの流れを汲む3246cc直列6気筒エンジンで、出力は343hp。車重は100kg増えて1180kgとなっていますが、0〜100km/h加速は4.9秒と強烈な性能を誇ります。

はたして、ヴィーズマンの復活はあるのか?

Wiesmann(ヴィーズマン)

Wiesmann(ヴィーズマン)
▲整然と並べられたメーターと、短いシフトノブが独特の雰囲気

筆者が今まで見てきたヴィーズマンの内装は、クロムパーツをメーターやシフトノブに配したり、白やクリーム、茶色の革を使用したりと、見るからに贅沢な印象を与える仕立てが多かったのですが、この個体は真っ黒の革に白いステッチ、メーターも真っ黒とかなりシックで精悍な仕立てになっています。MF3のトランスミッションは、5速か6速のマニュアル、もしくはM3(E46)でおなじみのSMGが用意されていましたが、この個体はマニュアルのようです(5速か6速かは確認できませんでした)。

Wiesmann(ヴィーズマン)

Wiesmann(ヴィーズマン)
▲ぜひBMWのストレート6の音も聞きたかったのですが、オーナーの方があらわれず……残念

ヤモリのエンブレムが特徴的なヴィーズマン。筆者は実車を見て、すっかりファンになってしまいました。愛嬌と迫力が混在するデザインはまさに唯一無二です。ヴィーズマンの現在について、2016年に製造に関する権利やブランドマーク、ヤモリの形をした(!)本社の建物をイギリスの投資家が買い取った、というニュースがありましたが、果たして復活はあるのでしょうか。その緻密な仕上がりから、今でもドイツでカルト的な人気を誇るヴィーズマン、その宝石のようなクルマたちを目にする機会がもっと増えたら嬉しいですね。

[ライター・カメラ/守屋健]

あわせて読みたい記事

この記事が気に入ったらCLに「いいね!」しよう

最新情報はFacebookページでチェック

この記事の筆者:守屋 健

鹿児島県出身。幼い頃、歯医者の待合室で偶然手に取った自動車図鑑、それに載っていた緑のポルシェ911タ...