自動車先進国ドイツの「カーシェアリング」は一味違う!日本とは異なるクルマの様々なサービス

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こんにちは、ドイツはライプツィヒ在住ライターのwasabiです。私は職業柄、取材のためにドイツ国内を普段からよく移動しているのですが、ドイツの良いところは国内移動の交通手段の種類が日本と比べて豊富なことです。

なかでも私が最近特に注目しているのがクルマでの移動です。ドイツには、日本においてまだ一般的ではないさまざまな「カーシェアリング」や、ユニークな「タクシー」が存在しています。そこで今回は、私が実際にドイツで利用してみて、とても便利だと感じているクルマのサービスを紹介します!

予約制のヒッチハイク、BlaBlaCar(ブラブラカー)

これは私がもっとも多く利用しているサービスです。日本ではまだ未上陸のBlaBlaCarですが、発祥地のフランスをはじめ、ヨーロッパを中心に22カ国で約3,500万人に利用されているサービスです。

BlaBlaCarは簡単に言えば「予約制のヒッチハイク」のようなもので、ドライバーと乗客がガソリン代をシェアすることを目的としています。ユーザーが乗客として乗ることはもちろん、現地でクルマを所有していれば自らがドライバーとして運転し、乗客を乗せることも可能です。

私は運転免許を持っていないのでもっぱら乗る側ですが、その使い方は簡単。まずはオンライン上でメンバー登録して出発地、目的地、日付を入力するとその日に自分が選択した出発地から同じ目的地に行くドライバーのオファー一覧が出てきます。自分の都合の良い時間に出発するドライバーを見つけたらプロフィールを確認し、条件が合いそうだったらそのオファーを選択してクレジットカードまたはPayPalで料金を仮払いし、予約を完了させます。あとは待ち合わせ場所に行ってクルマに乗せてもらうだけ。目的地に到着したら、予約完了時に携帯に送られてきたコードをドライバーに渡せば、仮払いした料金がBlaBlaCar経由で支払われます。(ドイツの場合)

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▲相乗り中の筆者

BlaBlaCarの良いところは、大きく分けて以下の3つです。

1.)価格の安さ
2.)小回りの効く便利さ
3.)コミュニケーションに重点を置いている

まず1.)の安さに関してですが、どのくらい安いかを比較するために私がよく利用する「ライプツィヒ−ベルリン間」で比較してみます。

(どれも前日に予約した場合の一例)
鉄道:25〜45,9ユーロ
格安バス:7,9〜20,9ユーロ
BlaBlaCar:8〜14ユーロ

価格はBlaBlaCarがドライバーの走る距離と燃料のコストを考えて自動で算出されるので、ものすごく高額な料金を取るドライバーや明らかに安すぎるドライバーなどは存在せず、大体どのドライバーのオファーも料金設定は同じくらいです。

2.)の小回りが効く利点として、Door To Doorで出発地から目的地まで走っているオファーを見つけられると大変便利です。たとえば電車やバスなら自宅から距離の離れた中央駅まで行くのが普通ですが、BlaBlaCarだと待ち合わせ場所や目的地のバリエーションがオファーによって若干異なるので、運が良ければ時々自分の自宅近くの待ち合わせ場所から自分が行きたい最終目的地の近くまで走ってくれるオファーを見つけることもできます。

「知らないドライバーのクルマに乗るのは不安」と感じる方もいるかもしれませんが、BlaBlaCarに登録しオファーを出しているドライバーは全員BlaBlaCarの要求した情報を提出しなければなりませんし、パスポートや運転免許証などの身分証明書類の提出も義務付けられているので身元はBlaBlaCar側できちんと確認されています。

私は女一人で利用しても今のところ危ないと感じたこともなく、むしろ毎回ドライバーとドイツ語でおしゃべりするので、BlaBlaCarに乗るたびドイツ語の上達に役立ってさえいます(笑)

これが3つめに挙げたBlaBlaCarの良いところで、こうしたコミュニケーションが取れるのは電車やバスにはない魅力だと思います!おもしろいのが、ドライバーを選ぶ際にそのドライバーの「おしゃべり度合い」をプロフィールで確認できることです。おしゃべり度合いは”Bla”、”BlaBla”、”BlaBlaBla”と3レベルあって、”Bla”はあまりしゃべらない人、”BlaBla”は適度におしゃべりを楽しみたい人、”BlaBlaBla”は話し出したら止まらないくらい喋る人という基準です。これによって乗客側も自分の望む乗車体験を選ぶことができます。私はおしゃべりしたい派なので、なるべく”BlaBla”以上の人を選ぶようにしています。

オファーを出しているのは個人のユーザーなので、オファーによって車種も当然バラバラです。いろんなクルマに乗れるし、いろんなドライバーと交流できるのでなかなか楽しいですよ!

ドイツで1番安いタクシー、Clever Shuttle(クレバーシャトル)

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この記事の筆者:wasabi

1991年7月1日生まれ東京出身。(本名:藤沢祐子)2014年獨協大学卒業後、新卒でフリーランスの英日翻訳...