クルマの楽しみ方の変遷を感じる。珍しすぎるディフェンダーカブリオレ

公開日:Posted in ドイツ現地レポ by

クルマはみんなおんなじだ、という人がいます。しかし果たしてそうでしょうか。確かに多くは内燃機関のパワープラントを持ち、タイヤが四本あって、車内の前方に運転席と助手席があってその後ろに椅子がある。この辺りのレイアウトは確かに自動車の多くが踏襲しているスタイルでしょう。でも、もっと俯瞰してみてください、そのクルマが生まれた背景を。

例えば旧財閥系の系列企業で使うことも考えられて、プレジデントやデボネアからプラウディアといったクルマたちがありましたね。こうしたクルマは良し悪しやそのクルマの持つ風情ではなく、迫られる商習慣、この国特有のヒエラルキーのようなものがあったから生まれたクルマです。欧米のクルマとはまるで誕生した背景がことなるのです。

ランドローバーもそういうクルマだといえるのです。広大な領地を持つ貴族がその管理、見回りやそこでの狩猟につかうという背景から生まれた側面を意識させられるヘビーデューティーなクルマです。おそらく純然たる軍用車でもなく、過酷な場面で使う人を選ばず、というクルマでもない雰囲気が随所に感じられるクルマ。もともとそんな車種ではないかと思うのです。

どこか優雅というか、泥だらけが似合うクルマではあるものの、どこかクラスを感じるというか、高貴な雰囲気がにじみ出る。ランドローバーを見るとそんなことを思うのです。

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この記事の筆者:中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し...