シトロエン2CVとアウトバーンはまるで「ウサギと亀」

公開日:Posted in ドイツ現地レポ by

信じられないくらい遅い。しかし、気を違えたのではないかと思うほど阿保面になるのがわかるほどヘラついてしまう。2CV、一体何なんでしょうか。シトロエンはこのクルマと同じエンジンでさまざまなクルマを作りました。この刻み方が、惰性による横展開では決してないんですから驚きです。ディアーヌ、アミ6、アミ8など。それぞれが求めた方向性、果たすべき甲斐性・・・と表現してもいいかもしれません。

子供の頃は「やはりDSだろうと」思っていたオールドシトロエン。このあたりの半端度合いをみくびっていたあの頃の自分を実に短慮浅慮だと恥じるわけです。ディアーヌなんか、ある種の理想を感じます。それに対し2CVは、やや極論にすぎる印象があります。

ドイツからアウトバーンを走る2CVの写真が送られてきました。全然スピード出ませんから、アウトバーンを走ったら邪魔でしょうね。

世界のクルマはここで通用するように、そんな基準で進化してきた部分はあるでしょう。日本車もそうでしたし、この道があるからドイツ車の技術的な高さ、進化に対するくどいほどの圧力があったのかもしれません。でもこのクルマはアウトバーンを想定していなかったに違いありません。でも2CVとアウトバーンということを考えるのは、何か壮大な「ウサギと亀」を見せつけられているような気分さえするのです。そんなウサギと亀ですから、スタートをしてからゴールまで200年かも300年かもしれないです。

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この記事の筆者:中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し...