【コンプリート版】日本・海外のおすすめミニカーメーカーを紹介

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ひとくちにミニカーといっても、その種類はさまざまです。値段はトミカのように486円で買えるものから10万円を超える高級品までピンキリですし、縮尺も鉄道模型のNゲージに準じた1/160スケールから1/8スケールまで豊富に揃います。そんなミニカーには国やメーカーごとに個性があり、たとえ同じクルマをミニカー化しても、同じカタチの製品には決してなりません。そのため、「このメーカーなら買う」という特定のメーカーや製品シリーズを支持するファンは少なくありません。

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●同じクルマでもメーカーによって表現方法はさまざま。自分好みのメーカーやシリーズを見つけることがミニカー趣味の第一歩になる。
左:スパーク 1/43 Mercedes-Benz SLS Martini No.33(品番 SP054)
中:ミニチャンプス 1/43 Mercedes-Benz SLS Coupe Black Series 2013 Gold(品番 437 033022)
右:スパーク 1/43 Mercedes-Benz SLS AMG E-Drive 2012(品番 S1067)

なかには、将来値上がりするようなアイテムを狙ってミニカーコレクションをしている方もいるかも知れません。かくいう私も、以前「ミニカーマガジン」という月刊誌にて「コレクター必見!お宝ミニカーと出会うには」というテーマで連載記事を書いていました。将来値上がりするようなミニカーを探すのはマニアでも難しいもので、百発百中はあり得ません。そして値上がり銘柄ばかりを気にしていると、ミニカーコレクション自体が味気ないものになってしまいます。そこで、自分好みのアイテムで人気も高く、入手するのにちょっと努力が必要なアイテムを探すのが、ミニカーコレクションを楽しむ秘訣ではないでしょうか。

今回は、お宝ミニカー探しに役立つ基本情報として、千円台から1万円台で買える世界の主なミニカーメーカーの製品と特徴をご紹介。自分好みのメーカーやアイテムを見つけて、ミニカーライフを楽しみましょう!

ミニチャンプス(ドイツ)

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左:ミニチャンプス 1/43 Bentley Continental SC 1996 Dark blue(品番 436 139990)
右:ミニチャンプス 1/43 Bugatti EB110 Racing 1991 Red Exclusive for Kyosho(品番 433 102113)

まずはハイクオリティな製品づくりで定評のあるドイツのミニカーメーカーから。トップバッターは、現代のミニカーのスタンダードを築き上げた「ミニチャンプス」です。
ミニチャンプスは、設計はドイツ、生産は労働賃金の安い中国で行うことにより、量産ミニカーのクオリティを一気に引き上げた業界の立役者。現在も世界のトップメーカーで、これまで市販車とレース車両の両方でさまざまなアイテムを製品化。人気商品の場合は入荷がショートして予約で完売したり、あるいは予約したのに買えないケースも多々ありました。そんな人気商品の場合、ネットオークションでは定価の倍以上の価格で流通するなど、お宝ミニカーの代表格でもありました。
しかし、現在は中国生産のコスト上昇により価格が大幅に上昇しています。例えばF1ミニカーは、以前なら五千円以下で買えたのに10年あまりで価格が3倍以上になってしまい、現在は1万5千円以上。気軽に買えなくなってしまったのが残念です。ただ、クオリティの高さは業界随一。高価格もある程度納得せざるを得ない内容です。

シュコー(ドイツ)

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左:シュコー 1/43 Opel Manta B400 “Aaltonen”(品番 05542)
右:シュコー 1/43 Opel Manta B400 weiss(品番 45 055 4700)

ドイツの老舗ミニカーメーカーが「シュコー」です。「ピッコロ」という、鉄道模型のHOゲージに準じた小さくて可愛いダイキャスト製ミニカーの製造で長い歴史を築いているほか、ドイツの製品らしく高品質でカッチリとしたミニカーづくりを得意としています。長年にわたって自動車メーカーの特注品を製作していることも、シュコーの品質の高さを証明しています。

ホワイトボックス(ドイツ)

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左:ホワイトボックス 1/43 Lamborghini Countach 25° Anniversario Competizione 1994 (品番 WB515)
右:ホワイトボックス 1/43 Lamborghini Countach Evoluzione 1987 (品番 WB512)

「ホワイトボックス」は、ドイツのミニカー専門店 Model Car World が、欧州で流通しているミニカー付きマガジンのアイテムを自社ブランドで販売するもの。そのため製造元はさまざまで、日本では流通していないメーカーの製品が入手できることがあります。「ホワイトボックス」は、数あるミニカー付きマガジンのなかでも特にマニアックな車種を製品化する傾向があるため、写真のカウンタックのようなランボルギーニのレアモデルもラインアップ。マニア心を刺激します。

ブレキナ(ドイツ)

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ブレキナ 1/87 50 Jahre VW-Transporter(品番 90241)

ドイツでは鉄道模型のHOスケールにあたる1/87スケールのミニカーに根強い人気があります。「ブレキナ」はそんなHOスケールミニカーの専門メーカー。素材は小スケールに適したプラスチック製で、ディテールの再現性に優れています。
写真は2000年に販売したVWタイプ2の50周年記念製品で、VWタイプ2の小冊子も付属するコレクターズアイテムです。

コーギー・ヴァンガーズ(イギリス)

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左:コーギー・ヴァンガーズ 1/43 Audi Quattro 1981 Swedish Rally Hannu Mikkola and Arne Hertz, 1st Overall(品番 VA12903)
右:コーギー・ヴァンガーズ 1/43 Audi Quattro Perlmuttweiss-Metallic, 1987(品番 VA12901B)

イギリスのミニカーは、かつてミニカーの中心的存在でした。なかでも「コーギー」は老舗メーカーで、’60年代に販売されたミニカーは現在の目で見てもアンティークの域を超えた魅力があります。現在は英国車を中心にした製品がメインで、コレクター向けの「コーギー・ヴァンガーズ」ブランドでは、写真のようにドイツ車や日本車なども手がけています。

オットー(フランス)

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左:オットー 1/18 Audi Quattro S1 Pikes Peak(品番 OT171)
右:オットー 1/18 Peugeot 405 Pikes Peak(品番 OT142)

フランス製のミニカーは、以前はプラスチック素材を使ってシャープな造形を実現した製品などがあり、独自の存在感を発揮していました。現在はかなりグローバル化したものの、フランスらしさ感じさせるメーカーが新たに登場しています。
なかでも「オットー(ottomobile)」は、ボディ素材を小ロット生産に適したレジン(樹脂)製とすることで、大量生産向けのダイキャスト製ミニカーでは製品化できなかったマニアックな車種を次々に製品化しています。

ノレヴ(フランス)

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ノレヴ 1/43 Citroën XM(品番 159125)

フランスの老舗メーカーのひとつ「ノレヴ」は、以前はフランス車を中心にしたラインアップが特徴でした。現在はメルセデスのオフィシャルミニカーを多数手がけるなど、グローバルな展開を行っています。以前のようなフランスらしい個性は薄れたものの、ツボを押さえた手堅いつくりに定評があります。

ブラーゴ(イタリア)

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ブラーゴ 1/43 Ferrari 458 Challenge (品番 B28-31132R)

イタリアのブラーゴは、’80年代から’90年代にかけてフェラーリのミニカーを手頃な価格で大量に販売し、一大ラインアップを築きました。アメリカのマテル社がフェラーリミニカーの製造および販売権に関する独占契約を結んだことでそれらは絶版となりましたが、2015年からマテルに代わってフェラーリミニカーの独占的な権利を取得。今後、高品質なミニカーが登場することを期待したいメーカーです。

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この記事の筆者:北沢 剛司

’70年代のいわゆる「スーパーカーブーム」の洗礼を受け、以来、クルマの世界にどっぷり浸かって大人にな...