ポルシェ912に隠された技術とは?購入するなら確認しておきたいポイント

最終更新日: 公開日:2015-08-31 | Posted in ドイツニュース by

主にアメリカに輸出されていたポルシェ912。

その後、市場では修理や改造された逆輸入品が欧州にも回っていました。1964年にポルシェ356の後継車種でRRの駆動方式を基本とした珍しいスーポーツカーとしてポルシェ911が販売されましたが、その頃生産コストが大幅に上昇したため、ポルシェはやむなく356を廃止することにしました。しかしポルシェブランドの地位が車市場で失われるのを恐れ、その位置を受け継ぐために生産されたのが911の廉価版である912でした。動力性能はやはり911には及びませんが、911と同じ見た目で低価格。そんな911の弟分であった912が今も市場で取引されていますが、中身は全くと同じというわけではありません。そこで今回は912を購入するなら確認しておきたいポイントをいくつかご紹介します。

まず注目すべきはボディー。911と同じボディーで作られていましたが、ステアリングホイールもプラスチック製で、フロントフェンダーからホイールサスペンションまでのボディー素材が、912の他とは明らかに違うところでした。そして1960年代の車は気筒の錆対策などが十分でなかったことも弱点として挙げられます。さらに1967年から設定されたオープンカーの一形態であるタルガトップの場合は、ソフトウィンドウ、1969年からのモデルの場合はリアウィンドウに気を付けなければなりません。なぜなら、生産されていた時代は市場価値が低かったため、生産コストの影響で十分に整備されていない場合があるのです。そのために、この部分は復元修理するのと同様にしっかりと点検を行う必要があります。

この記事が気に入ったらカレントライフに「いいね!」しよう

最新情報はFacebookページでチェック

この記事の筆者:NAO

在独6年目のライター。Current Europe GmbH (ドイツ現地法人)所属。ドレスデン工科大学修士課程を修了し...