ロシアで12年放置されたメルセデス・ベンツT2 407Dを復活させるプロジェクトが話題に

公開日:Posted in ドイツニュース by

いまや、クラシックモデルとなりつつある「メルセデス・ベンツT2 407D」ですが、まだまだ欧州で見掛けることがあります。しかし、今回見つかった1台は特別かもしれません。この2.4リッター、72馬力のパワーを発生するディーゼルエンジンを積んだメルセデス・ベンツT2 407Dは、ロシアで長い歳月の間、眠りつづけていたのです。12年間、いままで誰にも助けられることなく、発見された当時もただ雪の中に埋もれていたといいます。

ボディパネルの大半が錆つき、息絶え絶えともいえるこのクルマを発見したあるロシア人男性。彼がクルマのレストアを思いついたのは、単なる好奇心からでした。「ガラクタ状態のクルマを再び生き返らせてみたい」と、比較的簡単に組み立てなおせるつくりの廃棄車を探していたときに、見つけ出したのがこのメルセデス・ベンツT2 407Dだったのです。

しかし、この個体の状態は、錆と穴だらけので路面を走ることすらままならないものでした。そこで、クルマにとって一番重要なエンジンが生きているのか気になり、彼の知人に駆動テストを依頼。その知人は特に古いクルマの修理技術に長けており、彼と2人でこのメルセデスを生き返らせるべく、プロジェクトを立ちあがりました。

まずはエンジンを始動させるために必要最小限のディーゼル燃料を入れ、新しいバッテリーを持ち込んで電極を繋ぎ、その後、根気強くエンジンがかかるのを待ちます。何度も何度も繰り返したのち、12年も止まったままだったエンジンは見事に復活!本人たちも「ドイツ車は簡単には壊れないエンジンを持っている」と驚き、ドイツのエンジニア力のすさまじさとあらためて感じたといいます。

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この記事の筆者:NAO

在独6年目のライター。Current Europe GmbH (ドイツ現地法人)所属。ドレスデン工科大学修士課程を修了し...