208は誤植ではない!?イタリア国内向けのフェラーリ208GTB/GTSターボ

公開日:Posted in コラム

フェラーリ208?フェラーリ308の誤植じゃないの!?そう思われても不思議ではありません。でも、フェラーリ208できちんとあっています。

当時のイタリアで、排気量が2Lを超えるかどうかで税制面や保険料が異なっていました。日本に輸入されていた、308、328、348、F355・・・いずれも3Lオーバーです。

フェラーリ208は誤植ではなく、実在したモデル

フェラーリ208GTB/GTSターボ
出典:http://www.favcars.com/

このモデルは、見た目こそ328GTSですが、搭載されているエンジンは2Lターボ。そのためモデル名も「208GTB/GTSターボ」となるのです。日本に正規輸入されることはありませんでしたが、並行輸入で持ち込まれた個体も存在しました。

そんなフェラーリ208GTB/GTSターボ(以下「フェラーリ208」)ですが、308時代から存在していました。

本家308のデビューから遅れること5年。1980年に初代フェラーリ208はデビューを果たします。当時は155psを発生する2L NAエンジンを搭載。ターボが搭載されるようになったのは1982年のことです。これにより、最高出力も220psへとパワーアップを果たしました。

フェラーリ208GTB/GTSターボ
出典:http://www.favcars.com/
▲フェラーリ208GTB

フェラーリ208GTB/GTSターボ
出典:http://www.favcars.com/
▲フェラーリ328GTB

フェラーリ328とほぼ同じフォルムを纏った2代目となるフェラーリ208は、1985年にデビュー。今回は328と同じタイミングでモデルチェンジを果たします。これまでと同じ2Lターボながら、マレッリ製電子制御イグニッションやインタークーラーの追加、圧縮比の引き上げなどにより、254psへとさらにパワーアップを果たします。もはや、3.2L NAエンジンのカタログ数値である270psに迫る勢いです。

それに伴い、最高速度もさらに高まることとなりました。フェラーリ308時代は242km/h(308は255km/h)だった最高速度も253km/h(328は263km/h)と、本家モデルに迫る性能を発揮するほどでした。このターボは、F40と同じ日本のIHI(現株式会社IHI)製となります。

フェラーリ208GTB/GTSターボを見分けるには?

フェラーリ208GTB/GTSターボ
出典:http://www.favcars.com/
▲フェラーリ208GTB

フェラーリ208GTB/GTSターボ
出典:http://www.favcars.com/
▲フェラーリ328GTB

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この記事の筆者:江上 透

カレントライフの副編集長。輸入車関連のセールスプロモーション、ウェブサイト、紙媒体、ラジオ番組の...