スーパーカーブームを巻き起こした漫画「サーキットの狼」

最終更新日: 公開日:2015-02-10 | Posted in コラム by

スーパーカーが登場し、コアなファンが多いことで有名な『サーキットの狼』は、漫画家の池沢さとしが1975年から1979年にかけて「週刊少年ジャンプ(集英社)」に連載された漫画です。主人公は、走り屋の風吹裕矢が公道でライバルたちと、カー・バトルを繰り広げるというストーリー。当初は、現実離れしたストーリーなので、注目を集めるまでにはいたらず、ほどなく連載打ち切りになるだろうと思われていた漫画でした。


<主人公の風吹裕矢が乗るロータス・ヨーロッパ>

ところが、漫画に登場するスーパーカーのデザインのかっこよさに心酔した読者、特に子供たちがスーパーカーのかっこよさに夢中になり人気は爆発、「サーキットの狼」は少年ジャンプの看板漫画へと一気に躍進を遂げました。スーパーカーブームはあっという間に全国に広がり、「スーパーカー」のテレビ番組まで創られました。また、小学生の間ではスーパーカー消しゴムが大流行、スーパーカーを扱う輸入車ディーラーには、カメラを持った子供たちが押し寄せたと言われています。


<ブームになったスーパーカー消しゴム>

しかし、ブームが終了するのも早く1977年の後半になると「サーキットの狼」は公道レースから本格的なレースを題材にするようになり、漫画の人気も次第に陰りはじめ1979年に連載は終了してしまいます。

サーキットの狼に登場したスーパーカーと呼ばれる車たちは、神秘的な未来カーのようなボディーデザインで、当時のレーシングカー顔負けのスピードを放っていました。特に人気があったのが、主人公の風吹裕矢が乗るロータス・ヨーロッパ、アメリカとイタリアの合作スーパーカー、デ・トマソ・パンテーラ(5,800ccのフォード・マスタングのエンジンを搭載していたこともあり、スーパーカーの中でも価格が安く大衆向けスーパーカーとしての人気)、ランボルギーニ・カウンタック(ガルウイングドアを採用した子供たちには、驚愕のデザインの車でありすぐさまのカウンタックの虜に)、フェラーリ365GT4BB(12気筒エンジンを搭載した最高速度は時速302キロの365GT4BBで、フェラーリのスーパーカーの存在を誇示)などでした。

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この記事の筆者:カレントライフ編集部

カレント自動車株式会社に所属する編集部メンバーが適時執筆しています。ハイクオリティーなクラシック...