ウン千万円級スーパーカーを、次から次へと乗り替える方法を発見セリ?

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自分は100万円とか200万円とか、せいぜい300万~400万円ぐらいまでのクルマを主たる守備範囲とする自動車ライターだが、時おり、諸般の事情によりスーパーカーの正規ディーラーや超高額中古車を中心とする販売店などへも取材に行く。

そして、いかにもゼニを持っていそうな男らが次から次へと来店し、次から次へと契約書にハンコをついている様を見て、愕然呆然とする。

そんなわたしでもウン千万円のクルマが買える方法が?

「同じ人間として生まれ、片や平日昼日中から(美女連れで)高額車販売店を訪れハンコを押し、片や135円(税込み)で買った中華三昧とかをこしらえて食べながら、1文字10円の原稿を書く毎日。……もしも前者が“人間”で、後者が人間に非ずというのであれば、嗚呼、わたしは早く人間になりたい」

過日もわたくしはそんなことを思いながら、妖怪人間ベムのエンディングテーマを独り口ずさみつつ世田谷の町を歩いていた。

すると、見知らぬ男がわたくしに声をかけてきた。年の頃は推定40代。仕立ての良さそうな背広を着ている。

「あなた、スーパーカーとか欲しいですか? もしも欲しいなら、手に入れる方法をお教えしましょう」

……宗教かネットワークビジネスか何かの勧誘であろうか? あるいは北朝鮮の拉致担当。そうであるならば、あいにく当方は間に合っている……と伝えるが、背広の男は「そうではない」と言う。しからば貴殿、何者?

「さすがにお金を与えることはできませんが、スーパーカーを欲しいと思っている方に、その“買い方”にまつわる情報を与える者です。情報料は無料です」

無料であるならば、話を聞いてみても良い。もしも途中で「やっぱり情報料を取る。さあ払え、今払え」と出てきたならば、通信教育で習得した極真カラテの正拳突きを一発おみまいし、その隙をついて逃走すれば良い。そう考えたわたくしは、「では聞きましょう」とその男に言った。

富裕層もローンを活用。しかしわたしに高額ローンが組めるか?

……男の話を聞くこと約10分。わたしは愕然呆然とした。

なるほど、そうだったのか。その方法であれば、こんなわたくしでも高額車販売店でしばしば見る光景、すなわち「3000万とか4000万とか5000万円ぐらいのクルマを、半年ごとぐらいのペースで乗り替える」という荒業を実現させられるのかもしれない。これはもう、さっそく実践するしかない。

男から聞いた話はこうだ。

わたくしは、ランボルギーニやらポルシェ911のRSRやらを半年とか1年ごとぐらいで買い替えている人は、「資産ウン十億円とか持ってる人が、ウン千万円のキャッシュで買っている」とばかり思い込んでいたが、男いわく「それがそもそも勘違いです」と。

もちろん全員ではないが、多くの富裕層は「ローン」でそれらを買っているらしい。なぜならば、どうせすぐ買い替えるモノであり、またリセール価格も基本的には強烈に高いため、わざわざ全額をあらかじめ払う意味がないからだ。

なるほど。しかしアレだ、ローンとはいえ、普段わたくしが守備範囲としている100万や200万円の世界と違い、“敵”はウン千万円。そう簡単にローンが組めるわけでもなかろう。

例えば、出たばかりのランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテを買うとする。車両価格は税込み3416万9904円で、オプションまで含めるとなんだかんだで4000万円ぐらいだろうか。縁がない世界なので詳しくは知らないが。

で、早く人間になりたい妖怪人間のわたくしが「4000万円貸せ。ちゃんと返すから」と言っても、当然ながら金融機関や信販会社の答えは「No」であろう。そりゃそうだ。

ではどうすればいいのか……というと、「実績」を積むのである。

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この記事の筆者:伊達軍曹

外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めた...