自動車趣味を満喫したいからこそ「残価設定ローン」がなんか好きになれない

最終更新日: 公開日:2016-09-05 | Posted in カーゼニ by

中古車評論家を自称し、私生活でも中古車ばかりを乗り継いでいる自分は、人からしばしば「修理代がかさむ中古車ばっか買ってないで、新車にしたほうがかえって安上がりなんじゃないの?」と言われる。そんなことを言われても、こちとら自慢じゃないが金はないので無理である……と言うと、これまたしばしば言われるのが次のひと言だ。

「じゃ、残価設定ローンを組めばいいじゃない?」

残価設定ローン……。ディープなカーマニアが多そうなカレントライフの読者諸兄には、今さらその概要や仕組みを説明する必要はあるまい。メリットとデメリットについてもよくご存じだろうし、万一ご存じではない場合でも、なんちゃら知恵袋みたいなものを見ればいくらでも具体的な事例が載っている。

ということでそのあたりの詳細は完全にすっ飛ばして、わたくしこと不肖伊達の見解っつーか意見を述べてみたい。

なんか好きじゃないんですよね、残価設定ローン。なので、わたしは使いません。

「終点から逆算するカーライフ」に対する個人的疑問

たしかに月々の支払額だけを見れば、なかなか魅力的ではある。試しに今、BMWジャパンのコンフィギュレーターでテキトーに見積もってみたところ、新車の320d Mスポーツに10万円のヘッドアップ・ディスプレイを付け、48回払いの「1.99% BMWフューチャーバリューローン」で買うとすると、月々の支払額は「3万9300円」と出た(※頭金200万円、ボーナス月加算10万円)。これぐらいならば、庶民オブ庶民を自負するわたしでもイケなくはない。

320d_sim
(BMWジャパンサイトより)

しかし残価設定ローンを組むと、どうしたって物事を起点ではなく「終点」から考えてしまいそうであり、それが嫌なのである。

つまり、あくまで一例だが上記のコンフィギュレーターで出た4年後の据置額「204万7500円」という金額が常に頭にちらつき、「このペースだと想定の年間9000kmを超えちゃいそうだから、出動頻度を落としたほうがいいかな……?」とか、「エンジンのアレをちょっとナニしてチューンしてみたいけど、そうすると据置額が保証されなくなるのかな?」等々々々々々の、本当にどうでもいいことをいちいち考えてしまう。それが、どうにもこうにも気持ち悪いのである。

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この記事の筆者:伊達軍曹

外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めた...