中古車をバンバン買おう。そして1台ごとに存在する「個性の違い」を味わおう

公開日:Posted in カーゼニ by

自分は何故こんなにも頻繁に中古車を買うのだろうかと、時おり考えることがある。

まぁ最近は長年の持病である貧乏の影響でマツダのNAロードスターにけっこう長いこと乗っているが、多少のあぶく銭が入るとすぐに買い替えたり、あるいは2台、3台と同時所有してしまう自分である。いや3台は嘘だ。張らなくてもいい見栄を張った。最大でも2台までしか同時所有した経験はない。

1台ごとに存在する「個性の違い」を味わいたい

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それはさておき、クルマなんてものは(こんなことを言うと生真面目なカレントライフ読者から石が飛んできそうだが)基本的には大過なく稼働してくれればそれでよく、そして最近のクルマは中古品でもたいてい長きにわたり大過なく稼働してくれるので、本来的には1年やそこらで買い替える必要などない機械である。

そして買い替えの際に売買差益で儲かるならさておき、事実はその真逆だ。これは故・徳大寺御大がおっしゃったフレーズだと思うが「クルマというのは買っても売っても損をする」。中古車を買い替えるたびに、持病の貧乏は進行していく。

それなのになぜ性懲りもなく、そしてゼニもないのに、頻繁にクルマを買ってしまうのかといえば、「1モデルごとに確実に存在する“差異”を確認するのが、とにかく楽しくて仕方ないから」なのであろう。

そのことを教えてくれたのは、久々に飼うことになった猫だった。

重度のペットロスがほぼ完治。そして出会った元野良猫

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子供の時分から猫を切らしたことのない自分だったが、都合18年間共に暮らした先代の家猫「びわ」が4年前に逝去した際、重度のいわゆるペットロスに罹患。その後の4年間、自分はいっさい外出することなく他人と口をきくこともなく、ただひたすら自宅で仏像を彫り続けた。や、嘘だ。そこまでひどくはない。しかしこの4年間、極力「猫」について考えないよう、見ないようにしていたのは事実だ。

町を歩くと、たいていそこらで野良猫や地域猫、あるいは近隣を警ら中の家猫などと遭遇するもので、そういった際に連れの者は「あ、ネコ! カワイイ~! ほらあそこ、軍曹クンも見て見て~!!!」などと言うのだが、自分はそちらをいっさい見なかった。北西に猫がいれば南東を向き、南西にいれば北東を向く。なぜならば、ひとたび猫を視界に入れてしまうとぶわっと涙があふれ出て、「なんか知らんけど往来で泣いてる不気味なおっさん」になってしまうからだ。

しかし時間というのはやはりなかなかの妙薬であり、近ごろは町で猫を見てもぶわっと泣くことはなくなった。たまにテレヴィジョンで『世界猫歩き』『被災地の猫たち』的な番組を観ると瞬間的にぶわっと涙が出るが、それもさほど頻繁なことではない。

「……機は熟した」と考えた自分は、とある捨て猫・野良猫譲渡会に赴き、1匹の元野良猫を譲り受けた。

それが現在、共に暮らしている現行の「ちゃぼ」3歳雌である。

ウンチのマナーひとつにも現れるそれぞれの個性

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この記事の筆者:伊達軍曹

外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めた...