一部のドライバーが「自動車の危険性」をナメすぎな現状に警鐘を鳴らす

公開日:Posted in カーゼニ by

過日、自分はここカレントライフにて「トンネル内走行中にヘッドライトを点灯させないことの危険性」に関する小論文を発表した。世界に冠たるカレントライフの強烈な媒体力と、不肖わたくしの並ならぬ文章力および霊力により、論文発表後の本邦ではトンネル内をヘッドライト不点灯にて走る不逞の輩は絶滅するはず……と思っていた。

だがそれは完全な思い上がりだった。昨日も今日も東京・山手トンネルではライトを点けぬまま走行する不逞の輩が跋扈し、それ以外にも本邦の道路上は「ウインカーを出さずに車線変更するおっさん」「30km/h制限の住宅街を推定70km/hで爆走するにいちゃん」「一時停止を完全スルーするおばはん」などであふれかえっている。

自分は無力だった。しかし無力な者なりに、なんとかこの状況を改善し、そして自動車社会の明るい明日を創造するための屯田兵あるいは銃剣歩兵として死んでいきたいという、それなりの強い思いはある。

それゆえ自分はいろいろと考えてみた。不逞の輩を根絶するための施策を。

一部のドライバーは「クルマのヤバさ」をナメすぎ!

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「ライト点けない」「ウインカー出さない」「一時停止しない」「スピード出しすぎる」などの不逞行為それぞれには、それぞれの理由があるのだろう。しかし根本的な理由は「クルマっつーものの危険性をナメてる」という一言に集約されるのだと思う。

クルマというのは、好きな者にとっては非常に楽しいものであり、大して好きではなくただ必要だから乗ってるだけの者にとっても、基本的には便利快適きわまりないものである。しかし同時に「超絶危険なシロモノ」でもあることは論を待たない。

なにせ重さ1tとか2tとかある鉄の塊が60km/hとか100 km/hとか、現実的な運用としては130 km/hとかで動くのだから、その運動エネルギーたるや、まぁ算数が苦手な自分ゆえ具体的な数値は出せないが、とにかく「どえらいモノ」である。

そんなどえらいモノが、自動車専用道路を除けば歩行者のすぐ横とかを走り、歩行者がいない自動車専用道であっても、側方や前方および後方を走るクルマと特に何の防御壁もないまま、走っているのだ。今のところ当たり前のようにそんな状況下でクルマを走らせている我々だが、これは冷静に考えれば、南スーダン共和国の一番ヤバいエリアに社名入り手ぬぐいを持って挨拶回りに行くに等しいヤバさである。

それゆえ当然ひとたび事故が起きれば、人間の華奢な肉体など瞬時にして粉々グチャグチャになる。そして自分が粉々グチャグチャになるだけならまだあきらめもつくが、他人様、特に将来ある子供や若人を自らのミスと怠慢で粉々グチャグチャにしてしまった日には、悔やんでも悔やみきれない。つーか万死に値する。

そんな感じの恐ろしい乗り物でもある現在の自動車であるため、自分はとてもじゃないが「ライト点けない」「ウインカー出さない」「一時停止しない」「スピード出しすぎる」みたいな不逞行為はできない。決してわたしが超絶善良な人間性を有しているからではなく、ただただ粉々グチャグチャになったり、させたりするのが怖いからだ。

実は筆者も起こしかけたチャリ少年との接触事故

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そんな自分でも過日……といってもカングーに乗っていたときだから数カ月以上前のことだが、自転車に乗っている少年を轢き殺しそうになった。

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この記事の筆者:伊達軍曹

外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めた...